【動画概要】
2022年、韓国は出生率0.78という数字を記録しました。この結果は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最下位の結果に。
韓国政府は少子化対策を拡充してきましたが、なぜここまでひどい結果になってしまったのでしょうか。
2年ごとに日本人の人口は100万人ずつ減少し、中国の人口は今世紀末までに半減すると予想され、イタリアの中央値年齢は48歳に達しています。世界中で出生率が急速に低下している現象が広がっています。人類は絶滅に向かっているのでしょうか?そしてこの状況はどの程度深刻なのでしょうか。
海外の反応をまとめました。
※日本の2022年の出生率は1.26でこちらも過去最低。下記画像は日本の出生数、出生率の推移。
厚生労働省HPより引用:https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-01-07.html
【海外の反応】
1:海外の反応
・人々が子供を持たなくなる理由は、私たちの「ライフスタイル」と「子供を持つこと」が合わないから。女性が労働市場に参入するときに労働時間も一緒に削減されるべきだった。私たちは少ない時間でたくさんの仕事をこなさないといけない。自分自身の時間をとる余裕さえなくなってしまった。
→みんな忘れてしまっているけど、女性の労働者が増えたことで「生産力」「供給力」は倍増しているんだ。供給が増えたら物の値段は下がる。これが賃金が増えない理由の一つだと思う。
2:海外の反応
・子供をしっかり育てることと、働くことを同時に行うのは不可能。韓国の労働文化を知っているから、強くそう思うよ。
3:海外の反応
・私は韓国出身だけど、14歳の時にオーストラリアに移住しました。正直に言うと韓国での生活は私にとっては難しかった。幼いころから激しい競争にさらされて、学校にいる間にこの競争に勝つのは難しいと感じた。韓国には天然資源がほとんどない小さな国だからこそ、皆知識とスキルを身に着ける必要があるんだ。だから過度な学歴社会、競争が生まれてしまう。
4:海外の反応
・10代のころ、私は30歳になったら結婚して家を持って子供もいるんだろうと想像していたけど、あと数日で30歳になる今そのどれも達成していない。パートナーと7年半付き合っているけど家は高すぎるし、お互いフルタイムで働いている中で子供を持つ理由がない。
→20代を今のうちに楽しんでおけよ。
→7年半付き合っているパートナーがいるならお前は十分勝ち組だよ。
5:海外の反応
・韓国人として、出生率が急激に低下している原因の一つは「子供を幸せにできないなら、生まないほうが良い」という考えが、韓国の若い人々の間で非常に一般的になっているからだと思う。韓国人は幸せな生活の前提条件として、「経済的な幸福」を重要視している。
6:海外の反応
・少子化について一番怖いのが、子供を強制的に持つような法律が導入されること。私は子供を望んでいないし、子供を持たないための医療的な措置を受けているから、法律ができてしまうのが一番怖い。
7:海外の反応
・私は韓国人だけど、出生率の低さと高齢化は非常に深刻な問題であると国内でも指摘されている。政府は子育て支援政策を強力に実施しているけど全く解決には至っていないです。
8:海外の反応
・「高齢化」はギリシャでも大きな問題になってる。政治家たちは高齢者や公務員向けの政治に重きを置いていたから、若い世代はその負担を負わされていた。その若い世代は嫌気がさして国を離れてしまったんだ。それによって高齢者を支える人々がますます減少してしまっている。ギリシャは悪いお手本だね。
9:海外の反応
・根本的に生活費と給与のバランスがおかしいんだよ。これだけ物価が上がっているのに給与は全然上昇していない。こんな状況で子供を持つことなんて不可能なんだ。
10:海外の反応
・韓国は当初、2035年までに出生率0.6を達成すると予想されていたけど、予定よりも10年早く達成ししてしまいそうだね。
11:海外の反応
・人々は「子供を持ちたい」とは思っているけど、家や医療費が非常に負担になってしまっているから子供を持てないんだ。これはヨーロッパのほとんどの国、香港や韓国など多くの国に当てはまっているよ。
12:海外の反応
・数年前まで、誰もが人口が増えすぎることを恐れていたのに今では真逆の問題に直面しているなんて驚いたな。
→まさにその通り。人口が増えすぎると環境破壊が増え汚染も増加し、一人当たりの資源も減少してしまう。
→逆に人口が減れば、文明全体の経済崩壊につながります。そして気候変動を正すためには人口を増やす必要性が出てくる。何より、問題を解決するためにはより多くの知識を持つ人々が必要であり、仕事の人手もより多く必要だよ。
出生率低下、高齢化は世界でも共通の問題ですね。もちろん日本も例外ではありません。世界各国が物価高・賃金が上がらないために子供を持てない家庭が増えているという状況も、日本とそっくりですね。
引用元:https://youtu.be/LBudghsdByQ?si=MoGHEeMjNXF0hOUw
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