【動画概要】
地中海の東端に浮かぶ、四国の半分ほどの大きさしかない小さな島 ―― キプロス。
引用元:https://youtu.be/bfYERJDqA-Q
この島は『猫の島』として知られています。
キプロスでは今年、「FCoV-23」と呼ばれる猫コロナウイルスの大流行しており、これまでに少なくとも数千匹が死亡しました。このウイルス自体はありふれたウイルスで、感染しても無症状か、下痢などの軽い症状にとどまることが多いようです。しかし、この病原性の弱いウイルスが、猫の体内で病原性の高いウイルスに突然変異することにより、猫伝染性腹膜炎(FIP)を引き起こします。FIPは、治療しなければほぼ100%死に至る病気で、キプロスで起きている猫コロナウイルス流行は、毒性の強い変異株が引き起こしているとみられています。
流行収束の兆しはなく、キプロス政府は猫たちを救うため、ヒト用コロナ治療薬の余剰在庫をネコ用に提供することを発表。8日より、「モルヌピラビル(販売名ラゲブリオ)」という治療薬の投与が始まりました。この日はくしくも、「世界猫の日」でした。
キプロスで起こっている悲しいニュースに、海外からも多くのコメントが寄せられていましたのでご紹介します。
【海外の反応】
1:海外の反応
・猫好きとして、これは本当に心が痛みます… 💔
2:海外の反応
・アメリカ中西部の市の保健所で働いていますが、野生の猫がよく持ち込まれます。何もできることがなく、いつも本当に悲しいです…。
3:海外の反応
・これは本当に胸が痛むよ。
4:海外の反応
・何という悲しいニュースでしょう。キプロスの猫たちが大好きなのに。キプロスには野良猫を助けようとする猫の保護施設が多くあります。猫たちが守られることを願っています。
5:海外の反応
・FIPは治療法もなく、大変恐ろしい病気です。効果的な治療法が見つかれば、どれだけ多くの命を救えるのでしょうか。
6:海外の反応
・とても悲しいです😢これ以上、感染が拡大しませんように…。
7:海外の反応
・ああ、かわいそうな猫たち!猫好きで、2匹の保護猫を飼っている身として、これは本当に胸が痛みます。
8:海外の反応
・今私が飼っている猫は子猫のときに私自身で保護しました。また、20年以上前ですが、自分の家があった時は、私は多くの野良猫を引き取って飼っていました。病気の猫を助けているすべての人に感謝したいです。このキプロスの件は、本当に心を打たれる出来事です。💔😢 人間の医薬品が彼らに効くことを祈ります。美しい猫たちを救おうとしてくれて、ありがとう。👍🏻😊
9:海外の反応
・FIPは猫の間で非常に感染力があり、治療法がない病気です。私の心は、キプロスの獣医師、保護施設の職員、猫の飼い主と共にいます。
10:海外の反応
・キプロス在住の者です。最近までは、多くの人々が「モルヌピラビル」を闇市で入手して、猫を助けるために使っていました。長期的な副作用に関する臨床研究は必要ですが、この薬は画期的なものです。私は死にかけていた猫たちが、モルヌピラビルの治療を受けて回復し、元気になるのを見ました。私の猫もそうです。治療薬の投与の承認までに、こんなに時間がかかってしまったことは悲劇です。もっと多くの命が救われた可能性がありました。
キプロスには包括的な避妊プログラムが存在しません。避妊のための予算が割り当てられたのは今年だけです。猫の個体数が100万を超えており、獣医による避妊手術のコストが約30ユーロなのを考えると、その予算はわずかなものです。文化的、法的な変革を強制するために、国際的な圧力がもっと必要です。キプロスの猫たちは美しいですが、現地ではほとんどの人にとって害と見なされています…。
11:海外の反応
・猫好きの皆さんに同情します…。
12:海外の反応
・猫たちに室内で過ごすように伝えて、自己隔離してくれたらな…😂
13:海外の反応
・可哀想な猫たち。猫のロックダウンを始めましょう…。
私も猫好きなので、このニュースを見て大変ショックを受けました…。猫コロナの一刻も早い収束と、治療薬によって少しでも多くの命が救われるよう祈るばかりです。先日、日本で猫の殺処分ゼロを目指し活動をしている団体へ、3万円(少ないですが…)の寄付をしました。1匹の避妊手術をするのに約1万円もの費用がかかるそうです。猫愛好家として、まずは国内の不幸な猫を減らすために、支援していきたいなと思います。
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